家庭教師の指導方法

良い家庭教師は子どもに対して勉強のテクニックを教えたり、自然体で学習できるような雰囲気作りをするなど、効率よく学習できるために最大限の努力をします。このページでは、学習指導を行う家庭教師の指導方法としてどのようなものが好ましいのか、についてご紹介します。家庭教師をする上で学習指導をする時間はもちろん重要なのですが、良い家庭教師は学習だけでなく休憩を取る時間についても効率の良い取り方をします。家庭教師の授業はだいたい一回につき2時間程度なので、目安としてはおおよそ10分程度に休憩がベストでしょうか。これは勉強に限らずどんなことでも言えますが、根をつめて作業をするよりも適度に休憩を入れながら行った方が効率が良くなって良い結果が残せます。しかし、休憩に時間を割きすぎると逆に集中力を途切れさせることになるので、家庭教師が休憩中にやるべきことは何をおいてもまず生徒と仲良くなることと言えるでしょう。家庭教師を雇った親御さんの中には、あまりにも家庭教師と仲が良いと学習時に必要な適度な緊張感(メリハリ)がなくなるのではないかと 懸念される方もいらっしゃいます。これは子の勉強について真剣に悩む親であれば当然です。もちろん、仲が良くなりすぎることで学習指導が疎かになるのではお話になりません。しかし、適度なメリハリはやはり必要ですし、何より親しくなれない家庭教師との学習では子どもは勉強への意欲が沸くことはありませんし、最終的には家庭教師に教えを請うことを嫌がることになります。どれだけ完璧な学習指導を行えていたとしても、授業をすること自体を拒否されてはどうしようないので、集中して学習を続けた後は少しばかりの休憩時間にできるだけ仲良く、楽しみながら雑談できるような家庭教師を選ぶべきでしょう。マンツーマンで勉強を教える家庭教師にはこの生徒とのコミュニケーション力は必須なので、学校の部活の近況や趣味といった生徒との話が弾むような話題をふってあげたり、教師事態が経験した勉強の失敗談などを話してくれる親しみのある家庭教師が好まれるでしょう。 生徒と親しくなることで勉強だけでなく学校での悩み事などの相談聞いてくれる方も中にはいらっしゃいますし、そういった個人的なことを教師が聞いてあげることで、より生徒の性格を把握することができる上に学習指導に活かすことも可能となります。

勉強への意欲は実際の成功体験から向上させる

思うように成績が上がらない生徒の多くは勉強することに高い意欲を保つことは難しいものです。 実際には勉強へのやる気があっても、そのやる気に見合った成績とならないことから自分自身への成績に対して自信を失っている状態にある場合が殆どです。このような状況に苦しむ生徒の意欲を向上させるための秘訣はズバリ、何かしらの「成功」です。 何かに対して努力をして、その努力が成績という目に見える形で結果となるというプロセスが一番勉強への意欲を駆り立ててくれます。 家庭教師が生徒の意欲を向上させるためには、まず適切な学習指導の元に生徒の学力が向上していることを目に見える形で示してあげなくてはいけないのです。これはつまり、「この先生と勉強すれば必ず成績が上がる」と信じてもらうことが生徒が真剣に勉強に取り組むために必要となるということです。そのためにも、まずは学習指導を始めてから一番近いテストで、例え一教科だけでも構わないから以前よりも高い点数をとらせることが重要になってきます。もちろん勉強の成果として他の教科でも以前より高い点数が取れれば言うことはありません。勉強へのモチベーションを挙げるためには「努力→成功」という単純な構図を示してあげることが必要なのです。一科目だけ集中して勉強した場合は当然他の科目の成績が下がることになるかもしれませんが、この場合大事にすべき点は「勉強することで成績が上がる」ということをきちんと教えてあげることです。

学習計画表の利用

家庭教師を雇った親御さんによくある考えで「マンツーマンで学習指導をする家庭教師を雇って、その教師が指導と説明さえ上手であれば子どもの成績が確実に上がる」というのがありますが、この考え方は非常に危険であることを覚えておきましょう。実際には、いかに完璧に指導をこなす家庭教師だとしても指導時間以外に自発的に勉強をしようとしない生徒の成績を上げることは容易ではないのです。家庭教師が行う学習指導は通常週1回、多くても週に2、3回程度であり、一回あたりの指導時間はだいたい1時間半から2時間程度が相場でしょう。トータルで見れば少ければ週に2時間、多いときでも週に4〜6時間。これだけの指導時間では正直なところ生徒の成績が急に上昇することはまずあり得ません。家庭教師が担う役割としては単に決められた時間内のみ学習を指導することだけではなく、いかに生徒に指導時間以外の学習を自発的にしてもらうかということも忘れてはいけません。生徒は、一回の学習指導が終わって「次までにここまで勉強をしておくように」と口頭で示されるだけでは次の指導時間までに課題を終わらせるだけで真の意味での 学習習慣がつくことはありません。そこで利用すると便利なのが「学習計画表」。生徒に合わせた学習計画表を家庭教師を作って、次の授業までに 勉強しておいて欲しいことを書いて示しておけばそれに従って自宅で学習する時間が増えますし、何より教師がいない間に勉強することで自分で考えて答えを出すという勉強本来のあり方を学ぶことができます。家庭教師は一つの仕事は言え、時間内だけ指導すればそれでおしまいという簡単なものではありません。家庭教師を選ぶときは指導方法として決められた時間以外のケアもできる方を選びましょう。