モチベーションUPのために

何も勉強や受験に限った話ではありませんが、何をするにしても動機付け、やる気(モチベーション)がなければなかなか行動を起こす気にはなれません。特に自分が苦手とする分野や嫌っていることには腰が重くなります。勉強を嫌う・苦手とする生徒は非常に多いことから、家庭教師の中にはモチベーションを上げること自体が一番苦労するという感想を漏らす方も多いようです。このページでは生徒のやる気を向上させるためのポイントについてご紹介します。

努力に対する評価をする

これは親であればよくある場面だと思いますが、子が起こした何かしらの行動とそれに伴う結果に対して「もっと○○だったらいいのに」といったような、言ってみれば「親の理想・期待像」を押し付けがちです。あくまでも理想は理想でしかありませんので、まずは現実に起こった結果からきちんとお子さんのことを評価してあげるべきなのです。受験を強く意識した目指すべき目標・高い理想と比べられてばかりではお子さんも自信を失いますし、終いには「何をしてもダメ」と心を閉ざすことになります。現実にできている事や努力している姿勢・気持ちに目を向けるようにしてちゃんとお子さんの努力を評価してあげることが必要なのです。努力が評価されて褒められる事で、今よりももっと頑張ろうという意欲が湧くハズです。

我が子以外の子と比べるのは厳禁

ちょうどSMAPの「世界にひとつだけの花」にもありましたが、人間は一人ひとりそれぞれが違う個性の持ち主です。よって子供の成績の上がり・下がり具合もそれぞれ違っていて当然と言えます。つい成績が良い子と我が子を比較してしまうこともあるかと思いますが、他の子と比較されることは親が子を責めているようにも見えますし、何より子ども自身が自責の念にかられることだってあります。こうなってしまっては勉強へに対して消極的となって勉強がはかどるハズはありません。親は子どもの成長と成績にきちんと目を向けるようにし、良い部分はその都度褒めて伸ばし、得意不得意に限らず物事に前向きな取り組むための気持ちを引き出してあげるべきでしょう。これは受験対策の家庭教師にとっても重要な役目です。

失敗を責めない。失敗に対して前向きに捉えさせる。

教育として一番やってはいけないことは、失敗に対して過剰に責めたり残念な様子を見せることです。 子どもは自分の失敗を親や教師に責められると結果だけを重視するようになり、次第に失敗することを極端に恐れて「失敗するかもしれないからやらない」というチャレンジ精神が皆無な考え方にシフトしていきます。本当はもとっと高い受験校を目指せるのに低く設定してしまったり…こういう状況にしないためにも、親は子に「同じ失敗を繰り返さないこと」をきちんと前向きに考えさせましょう。失敗を恐れずに挑戦することが前向きに物事に取り組むために必要な精神となるのです。

褒めて嫌な気分がする子はいない

教師も親もまず前提条件として、子どもに対する時はどんな場合においてもプラス思考でいるように心掛けましょう。間違ったことや失敗したことを指摘してばかりではなく、欠点となる部分より長所となる部分を褒めてあげるのが効果的なのです。まだ幼い子どもなのですから失敗があって当然。なればこそ成功も失敗も含めてのありのまま子どもを快く受け入れるようにしておくべきでしょう。親や教師がこのように広い心で対応することで、子ども自身も自然と前向きに考えるようになっていくハズです。

子どもと言えども個人として尊重する

失敗にたいしてただ単純に叱って矯正させたり罰を与えるなどして無理矢理言う事を聞かせようとしても、表実際の所は正しい行動について学ぶことはできません。子どもを力で押さえつけようとしても返って反発して反感を買うだけですし、何より反感を持つような行いばかりではいずれ教師や親との関係が悪化してしまいます。大切なのは子どもを個人として尊重し信頼すること。子ども自身が自発的に考えて行動できるよう、親と教師は広い心で見守ってあげるべき立場なのです。幼少期に培った「信頼される体験」というのはは非常に大切であり、信頼されている事を感じ取ってさえいれば、その信頼に答えようと意欲を高くして頑張ろうとする姿勢に自然となっていきます。

不安除去の手助けをする

初めて行うことは何かと不安がつきものです。特に子どもにとっては新しいことをする時は先の見えない不安から及び腰になることもしばしばです。 こういう時にはまず「やってみてごらん」、「失敗しても大丈夫」といった感じで子どもに安心感を与えてから、何かに挑戦することが大事だということを感じさせるようにしてあげましょう。物事への不安を除去されれば、何事にも恐れずに勇気を持って行動できるようになります。

努力とその成果・達成感

子どもが行う事に対してあまりにも目標を高く設定しすぎたり高い結果を求めるのは逆効果です。あくまでも最終的に子ども自身が自分の力でやり遂げられるような課題を設けるようにし、最後まで努力して頑張れるように仕向けてあげるのが親と教師の役目です。子どもにとってやり遂げた経験というのは何より自分への自信へと繋がります。

ありのままの子を受け入れる

親や教師、引いては自分を取り巻く周囲の環境に受け入れられていると感じている子どもはどんどん強くなっていきます。 また、周囲から絶えず勇気づけられていることを感じる事で物事への意欲が向上し、前向きに取り組む姿勢となります。 逆に、信頼・尊重されていると感じることが出来る自信を持つことが出来ずに不安を感じてばかりの子どもだと感情的に不安定になりがちですし、落ち着きに欠け、集中力が持続せず、何事に対してもやる気が出せないといった状況になります。親や教師は子どものやる気を削ぐような「もっと○○だったらいいのに」といった勝手な理想像を押しつけるのではなく、まずはありのままの子どもを受け入れるようにしましょう。